2015年11月11日

「さくら〜ちりゆく男〜」 エスカーゴ

今回はエスカーゴの「さくら〜ちりゆく男〜」を紹介。

シングル「空想ゲーム」のカップリング曲。

桜が咲いて散る儚さ。
それになぞらえた一人の男の生き様とも言える言葉。

歌詞は染みるような切なさを持っているのに、メロディは止まらずに流れていく。
なんとなく感情だけが置き去りにされ、時間の流れに乗れていない主人公の姿が目に浮かび、言葉以上の切なさを感じてしまう。

それだけ聴き手に与える力も大きく、A面でも良かった気もするが、空想ゲームのインパクトを考えるとこのカップリングという位置が自然かもしれない。

これ以降にアルバムリリースがあれば収録されるかもしれなかったが、もう一枚シングルをリリースした後に解散してしまったため、結局このシングルだけの収録となってしまったのが惜しい名曲。

p.s.
エスカーゴの特集記事を書いてみましたので、こちらも良ければ是非。
キセキ その13 〜エスカーゴ〜

posted by micarosu at 23:29| Comment(0) | アーティスト:ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月26日

「スタッフロール」 USAGI

今回はUSAGIの「スタッフロール」を紹介。

アルバム「愛賛歌」収録曲。

滲み出る感謝の気持ち。
それがここまで色濃く出た曲は珍しい。

USAGIの楽曲は美しいメロディと上田さんの力強い歌声が織り成す真摯な想いが大きな魅力なのだが、この「スタッフロール」はもう少し泥臭いというか、着飾らずにありがとうと言おうとしていることが伝わる。

メロディやサウンドのドラマチックさにはどことなく陰があり、これまで進んできた道の険しさを感じさせるが、その中を行く歌声には、ここまで来れたことを誇りに思う気持ちと、それが一人ではできなかったという気持ちが一緒に押し寄せてくる。

回りのスタッフ、そしてUSAGIの歌を聴いてくれる人達がいたからこそある今。
その感謝の気持ちを込めた曲が、名曲でないはずがない。

それだけ高い完成度を誇る楽曲だけに、シングルで出しても良かったのではないかとも思えるが、アルバムの最後にあるからこそ活きる楽曲とも言えるので、良い意味で悩ましい。

posted by micarosu at 23:04| Comment(0) | アーティスト:ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月26日

「コタツから眺める世界地図」 エリオをかまってちゃん

今回はエリオをかまってちゃんの「コタツから眺める世界地図」を紹介。

シングル「Os-宇宙人」のカップリング曲。

神聖かまってちゃんと藤和エリオ(CV大亀あすか)の絶妙なタッグ。

A面の「Os-宇宙人」がかなり強烈な一曲だったが、カップリングの「コタツから眺める世界地図」もまた違った意味で印象に残る一曲。

どこかほのぼのとした雰囲気をサウンドと流れるようなメロディで醸し出しつつも、要所要所で力強く掻き鳴らされるロックなサウンドがとにかく格好良い。
それは静かなる闘志をも表している様なのだが、コタツという小さな世界から遠い世界を見ているそのギャップが、不思議な心地よさにもなる。

この心地よさは、楽曲の持つ力強さと歌声が持つ独特の拙さが見事にはまったからこそできたものだろう。

後に神聖かまってちゃんがアルバム「8月32日へ」でセルフカバーしているのだが、こちらは完全に神聖かまってちゃんの楽曲になっているのが面白い。
歌声で印象が少し変わるので、興味があれば聴き比べてみて欲しい。

posted by micarosu at 22:09| Comment(0) | アーティスト:ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月20日

「早春列車」 オオゼキタク

今回はオオゼキタクさんの「早春列車」を紹介。

アルバム「デラックス・コレクション」収録曲。

オオゼキタクさんが紡ぎだすメロディのきれいさはとにかく素晴らしい。
そんな中でも、切なさに対して明朗なメロディを聞かせてくれたのがこの曲。

旅立ちの季節でもある春に、去って行く君の姿を映した歌詞。
しかもその春をあえて早春と表現している辺り、想像していたよりも旅立ちが早かったという想いもタイトル、そして詩から自然と伝わってくる。

また、その言葉を乗せるメロディがとても明朗であることにより、遠い思い出にしようというよりは未だに忘れられない思い出を噛み締めている様子までも伝わってくる。

だからこそ、聴き終えた後もこの曲の余韻が強く残る。
この曲がアルバムの最後にあることで、アルバムに最高の余韻を残すという意味でも最高の一曲だと思う。

posted by micarosu at 23:22| Comment(0) | アーティスト:ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月14日

「残り風」 いきものがかり

今回はいきものがかりの「残り風」を紹介。

シングル「帰りたくなったよ」のカップリング曲。

いきもがかりは基本はギターの音色が芯にあるけど、これはそこに攻め立てるピアノの音色が加わり強烈なインパクトを与えてくれる一曲。

それは"吹き止まぬは残り風"という歌詞をそのまま表したよう。

もう戻れない日々を回想する言葉がそのピアノの音色の中を流れると、力強さと繊細さ、そして切なさまでもが一体となってやってくる。

これはギターの音色やバンドサウンドだけではな出せなかった味のある演出で、心を揺さぶる哀愁を見事に表現している。

何故これほどの楽曲がシングルになっていないばかりか、オリジナルアルバムにも入っていないのが不思議で仕方がなかったのだが、ベストアルバム「いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜」に収められたことで、多くの方の耳に届く機会ができたことは嬉しい限り。

posted by micarosu at 23:18| Comment(0) | アーティスト:ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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