2014年01月16日

「最後の翼」 360°

今回は360°(サブロク)の「最後の翼」を紹介。

シングル「風の封印(シール)」のカップリング曲。

悲しげなピアノとギターの音色が誘う哀愁。
美しい日本語で描かれた詩を、二人の凛とした歌声と非の打ち所のない絶妙なハーモニーがその哀愁をさらに濃く、深く演出し、聴き手の心の中にその情景を映し出すような名曲。

表題の「風の封印(シール)」もそうだが、2000年以降でここまで完成された歌謡曲(しかも新曲で)を聴かせてもらえるとは思っていなかった。
そういった意味でも非常に貴重な曲であるし、ユニットである。

ただ、活動期間が短くリリース作品が少なかったのが残念でならない。
もっと彼らが歌う楽曲を聴いてみたかった。

posted by micarosu at 22:56| Comment(0) | アーティスト:サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月10日

「sickness」 Stereo Fabrication of Youth

今回はStereo Fabrication of Youthの「sickness」を紹介。

シングル「首都高ドライブ」のカップリング曲。

静かな始まりから畳み掛けるように重なるサウンド。
作り方としては表題の「首都高ドライブ」に近いところもあるが、大きく違うのはサビへの展開。

「首都高ドライブ」が言葉通りの疾走感とドライブ感を持っているのに対し、「sickness」は悩みや葛藤といった負の感情のようなものが渦巻いている。

そのサビの後に入る間奏ではあえて音を途切れ途切れにして、詩の内容ともリンクするようなミステリアスな展開になっているのも面白い。

ちなみにこの途切れ途切れになるよな展開は、メンバーの江口亮さんが後にプロデュースするschool food punishmentの「電車、滑り落ちる、ヘッドフォン」でも聴くことができる。

今更ながらこのアレンジの原点はこの「sickness」にあるのかななんて思ってます。

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2013年11月22日

「Life」 鈴木崇

今回は鈴木崇さんの「Life」を紹介。

シングル「Closet」のカップリング曲。

鈴木崇さんというとアコムのCMの「はじめてのむじんくん〜」(原曲は「はじめての鈴木くん」)が出て来てしまって、どうしてもキャッチーなイメージが浮かんでしまうが、どちからというともっと雰囲気のあるメロディアスな楽曲が多い。

表題の「Closet」は、きれいなメロディを引き立てるようなアコギとサックスの音色が心地よい名バラードでオススメしたいという話もしたいところだが、今回はカップリングの「Life」の話を。

爽やかで流れるようなメロディが印象的な楽曲だが、単純に明るいというよりはどちらかというと木漏れ日のような優しさと温かさが感じられる一曲。

それは鈴木崇さんの優しく包み込むような歌声があるからこそだが、優しさという意味では音の重なりの中でもしっかりと響くアコギの音色によるところも大きい。

特に2番のサビの後の間奏で魅せるアコギはたまらない。
生で聴いたら最高だろう。

ちなみに、この「Closet」にはあと2曲、「ルララ」と「とまどい」が収められているのだが、そのどちらも良曲。
この1枚は持っていて損はない。

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2013年10月24日

「とまり木」 湘南探偵団

今回は湘南探偵団の「とまり木」を紹介。

シングル「心のルーペ」カップリング曲。
後にアルバム「Doors」にも収録。

シンプルだけど繊細。
静かに語りかけるようだけど、流れるようなメロディ。

空気感を彩るピアノの音色に心地よりドラムのリズム、そして佐藤嘉風さんの優しい歌声。
全てが高レベルでありつつ絶妙なラインで重なりあう名曲。

元々彼らの楽曲には目を見張るものがあるが、その中でも心地よさという点について最高に凝縮された一曲。
この心地よい音楽は聴いた瞬間に耳を止めてしまうが、何度も聴くと更に味わい深くもなるのも魅力。

アルバム「Doors」の中では最後の1曲前に収録されていて、ラストの「あかね」に繋がる一曲としても絶妙な役割を果たしている。


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2013年07月08日

「ピストル」 サラブレンド

今回はサラブレンドの「ピストル」を紹介。

シングル「スロウ」のカップリング曲。

切なく優しいメロディの曲が多い彼らの中では珍しくロックさを前面に打ち出した一曲。

ロックさを出しつつも彼らの持つきれいなメロディが活きているので、力強い言葉が自然と耳に残る。

一度でも聴けばその間違いなく彼らの魅力を感じずにはいられない。
それくらいのインパクトを持った名曲。

「スロウ」も好きな一曲だが、この「ピストル」をA面に持ってきてもよかったのではとよく思う。

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