アルバム「DIVE」収録曲。
後にベストアルバム「everywhere」にも収録。
今まで聴いた曲の中で、この曲ほど素晴らしい歌詞は見たことがない。
♪手渡された悲しみ それは乗り越えるためにあると空見上げ思う
悲しみに対してどこまでも強くあろうとする言葉。
その言葉を聴いて胸を打たれないはずがない。
また、それを乗せるメロディやサウンドも派手さがないのもこの曲の大きな特徴。
叙情的だったり情熱的だったりすることでその感情を更に高めるという選択肢もあったと思うが、あえてシンプルにしていることで、誰の心にも自然な形に響く曲になっている。
それは、これを歌い上げる彼女の歌声が純粋で素直なことも大きい。
ただ、この曲をリリースしたときはまだ18歳。
その歳でこんな深い楽曲さらりと歌ってしまうとは、やはり只者ではなかったと今も思う。