2014年05月29日

「千年紀末に降る雪は」 キリンジ

今回はキリンジの「千年紀末に降る雪は」を紹介。

シングル「アルカディア」のカップリング曲。
後にアルバム「3」、ベストアルバム「KIRINJI 19982008 10th Anniversary Celebration」にも収録。

キリンジの中でも1、2を争うくらいメロディがきれいな一曲。
詩や曲の雰囲気から情景が浮かぶような演出はどことなく名曲「Drifter」にも繋がります。(実際ベストアルバムでは「千年紀末に降る雪は」の次に「Drifter」が収録されています)

そしてこの曲は歌詞を忘れてはいけない。
高樹さんが作詞なので、それだけでその描写や言葉の選び方が突出していることは想像つきますが、この詩はとにかく意味深。

早々に「恋人はサンタクロース」とか出てきただけで驚きですが、そのサンタクロースの哀れさを描く言葉にとにかくトゲがある。

全体的にそんなことに意味があるのか?という感じに問いかけているのだけど、そもそもそれを忠告しているの誰なのか?
My Old Friendという言葉と、柊の赤い実をあげようとしていることだけがわかるが、はっきりした関係性がわからず、色々と想像してしまう。

こういう言葉の欠片から想像させるような詩とそれを演出する意味深な空気感のあるサウンドを作らせたら、キリンジの右に出る者はいない。



posted by micarosu at 22:40| Comment(0) | アーティスト:カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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