シングル「君の中で 僕の中で」のカップリング曲。
哀愁漂うメロディに、引っ張られるような疾走感を持ったサビ。
まるで電車が通過するように一瞬だけど、忘れられない思い出を微かに残してくれるような愛おしいナンバー。
大志さんの切ない歌声と軽快なピアノ音色が見事にはまっているだけでなく、イントロ、アウトロで聴こえる電車の音などの演出もなかなかに憎い。
「君の中で 僕の中で」が素晴らしすぎたのでカップリングに甘んじているところはあるが、これもシングル曲としてリリースしても全く遜色ない完成度であるし、むしろシングルにすべきだったのじゃないかと今でも思ってる。
ナスカはアルバムがリリースされてないので寂しい限りだが、もしリリースする機会があればこの曲も是非入れて欲しい。
そうすればもっとこの曲が聴いてもらえるのにな。